時間の使い方と価値について・その3
昨日は、やらないことを決めて時間を効率よく使おう、という話でした。今日はゲーム開発での時間効率化についてです。
ゲーム開発は時間を上手く使わないと、完成がとんでもなく遅くなるか挫折するかのどちらかになります。ということで、私がやっている時間効率化を書きます。
大きく分けて2つ。
1:目的に合わないものは捨てる
今は主にプログラムの練習のために毎日作っているので、「絵」「音」は目的に合わないので捨てています。絵はほとんど使いまわしか短時間で描けるもので、BGM、SEに関しては実装すらしていません。
時間がなかったときは、シューティングのスコア表示を捨てました。これはゲームの主な目的がクリアを楽しむものであってハイスコアを狙うようなゲーム性でないため無理に入れませんでした。
普通ならあって当たり前の機能であっても、ゲームに合わなかったり、作る目的に合わなければ不要と判断しています。
2:目的は変えずに方法を変える
これは実装しようとしている機能の目的は何か良く考えるということです。例えばチュートリアル機能は、遊び方を伝えるのが目的なので遊び方が分かればいいわけです。なので「遊び方を伝える」という目的は変えずに「伝える方法」を変えます。
ゲーム進行に合わせて、これをやってみましょう、と操作を誘導させるのが大変であればスクリーンショットの画像1枚を出して終わり。
プログラムが分からない時も良くやります。敵がプレイヤーの位置を見て弾を撃つ、ができないときは、位置は見ないで弾を大量にばらまくだけ。目的はプレイヤーが弾を避けにくい状況にする、ということなので同じことです。
といった具合に時間効率化しています。ここは譲れない!という場所に時間をかけるために、優先度の低い箇所については実装方法を見直してみるのもいいと思います。